若年性痴呆症の症状と原因をチェック!診断や検査について!
2016/01/06
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若年性痴呆症(認知症)は、18~64歳以下で発症する認知症のことです。高齢者のものだけではありません。若くてもなるものと心得ておくことが重要です。
現在、日本では27000~35000人の患者数とみられていますが、実際はその3倍以上という予想もされています。
症状は日常生活の些細な事から始まります。
若年性痴呆症(認知症)の初期症状について
例えば、同じ話を何度も繰り返したり、日付や曜日、場所が分からなくなったり、会話に詰まったり(よく知っているはずの単語がでてこない)、うまく計画が立てられず、料理ができなくなったり、簡単な計算ができなくなったりします。
特に、脳卒中になった事がある、高血圧、糖尿病の疾患がある、食生活の乱れ、運動、睡眠不足、強い心的ストレスがある人は要注意です。
上記に多く当てはまる人は若年性痴呆症(認知症)と診断される可能性が高いといえます。
若年性痴呆症の原因について
原因はうつによく似た症状が出るアルツハイマー病、生活習慣の乱れからくる脳血管障害、行動に異変が出るピック病、薬物、アルコール依存症、パーキンソン病、エイズ、脳腫瘍後遺症など様々です。
その中でもピック病はやっかいで、アルツハイマー病とよく似ているのですが、違いは平均発病年齢が54歳と若く、怒りっぽくなったり、言葉が話せなくなったり、さほど不安感情が見えないといった点です。
現在では有効的な治療方法が見つかっていません。
ですから、早期発見することがとても重要です。検査は主に知能検査、脳の画像診断、血液検査で行います。
知能検査は記憶障害、見当識障害、言語障害、実行機能障害、判断力の低下などを調べます。画像診断はCT、MRIなど使用し、脳に異常がないかを調べます。
若年性痴呆症(認知症)を受け入れてくれる介護施設は実際少ないと言えます。高齢者とのトラブル回避のためです。実質、在宅介護になるでしょう。
家族側のストレスも大きいです。あれ?おかしいな。と思ったらすぐに、認知症外来を受診しましょう!

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