認知症予防あるある体験談

認知症の親の介護を13年間経験していました!

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認知症予備軍になっていたら⁉︎まだ間に合うぼけ&物忘れ予防対策!

      2016/01/05

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認知症。その人らしさをつくっている認知機能が、低下していく病気です。認知症を発症してしまうと、進行を抑える薬を使いながら日常生活を工夫するしかなく、現在のところ、根本的な治療法は確立されていません。

そのため、認知症を予防することが何よりも大切とされています。いつから予防対策は始めたら良いのでしょうか?

認知症の物忘れにはどのような特徴があるのか?

高齢になって物忘れをするようになったら、そのすべてが認知症というわけではありません。

かと言って、どのような物忘れに対しても「歳のせい」と考えて放置していて良いというわけでもありません。物忘れには、心配な物忘れと過剰な心配をする必要はない物忘れがあります。

両者を分けるのは3点。

忘れるのが体験の全てか一部か?手がかりを与えられて思い出せるか否か?物忘れの度合いが進行するか否か?心配なのは、体験の全てを忘れ、手がかりを与えられても思い出すことができず、次第にひどくなっていく物忘れです。その3つの条件が揃ってしまうと、認知症を発症している可能性が高いと言われています。

例えば、家族で外出し、外食したとします。食事をした時に食べたもののメニューを忘れてしまうのは、特段心配する物忘れではありません。

外で食事をしたこと自体を忘れていたり、外出したことを丸ごと忘れていたりしたら、心配なレベルになります。家族が「ほら、外出したじゃない。雨が降ってきそうになって、慌てて傘を取りに戻ったわよね?」と助け舟を出して「そうそう。結局降らずに済んで助かったよ。」と思い出せば、心配するほどのことはありません。

「いや、出かけてなんぞいない!お前たちだけで出かけたんだろ?」となれば、その後、物忘れの度合いが進まないかに注意する必要があります。

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物忘れの自覚があったら大丈夫は過去の話⁈

認知症の物忘れは、忘れたということ自体を忘れてしまうため、本人には物忘れの自覚が無いのが特徴です。そのため、以前は、物忘れの自覚がある間は認知症ではないから心配はいらないと言われてきました。

その「常識」が、近年、くつがえされています。認知症を発症する前に認知機能が低下する期間があることが知られるようになったためです。その期間には、物忘れの自覚があります。そこで、近年では、物忘れの自覚があっても、安易に安心はできなくなってきました。

認知症を発症する前に見られる、認知機能が低下した状態を「軽度認知障害(MCI)」と呼んでいます。健常者と認知症の人の間のグレーゾーンです。記憶、意思決定、理由づけ、実行などの認知機能のうち、1つに問題が生じた段階が軽度認知障害です。

軽度認知障害では、低下した認知機能は1つなので、日常生活では、他の認知機能が低下した機能を補うため、生活には支障は来たしません。そのため、認識しづらいと言われています。

しかし、軽度認知障害の人は、その状態を放置していると、5年後には約50%の人が認知症を発症しているとされます。いわば、認知症予備軍が軽度認知障害の人たちです。厚生労働省が公表したところによると、2025年には、60歳以上の人で軽度認知障害になっている人は600万人にのぼるとされています。

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軽度認知障害で対策を講じれば最大44%は改善される

認知機能のうち1つに低下が見られる軽度認知障害。その状態を放置していると、5年後には約50%の人が認知症に移行しているとされます。しかし、この段階で認知機能の低下に気づき、適切な対策を講じれば、14~44%の人は、症状が改善しているとされています。

認知症の予防にアロマの利用を考案したことで有名な鳥取大学の浦上克哉教授は、軽度認知障害の段階で適切に対策を講じれば、アルツハイマー型認知症の原因物質とされているアミロイドβタンパク質は溶けてしまい、アルツハイマー型認知症への移行を阻止できる可能性があるとしています。

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軽度認知障害とはどのような状態なのか?

軽度認知障害は、次の5つの定義づけがなされています。

1.物忘れを本人も自覚している

2.日常生活に支障は来たしていない

3.認知機能を全般として見たときには正常と言える

4.年齢や教育レベルの影響だけでは説明がつかない物忘れが見られる

5.認知症ではない

物忘れが主な症状となる軽度認知障害は、健忘型MCIと呼ばれています。軽度認知障害の多くは、健忘型MCIです。健忘型MCIは、進行すると、アルツハイマー型認知症になることが多いとされています。

定義では、物忘れが中心的に取り上げられていますが、軽度認知障害の中には物忘れ以外の判断力や計画力が低下するタイプもあります。非健忘型MCIと呼ばれ、進行すると、前頭側頭型認知症やレビー小体型認知症に移行することが多いとされています。

軽度認知障害の症状や治療方法について

どのような変化が見られたら軽度認知障害の疑いがあるのか?

日常生活には支障を来たしていない軽度認知障害。その段階で適切な対策を講じれば、認知症への移行を阻止することが可能とされています。

軽度認知障害の段階で本人も家族も気づきたいものです。では、どのような変化が見られるのでしょうか?軽度認知障害の人には次のような変化が見られるとされています。

1.外出するのを億劫がる

2.外出時の服装に気を使わなくなった

3.同じことを何度も話すことが増えたと指摘されるようになった

4.小銭での計算を面倒がり、お札で支払うようになった

5.手の込んだ料理を作らなくなった

6.味付けが変わったと言われる

7.車をこすることが増えた

8.二つのことを同時にこなすことができなくなった

9.歩く速度が遅くなった

このうち、1つでも該当するものがあったら、注意が必要だと言われています。

レビー小体型認知症の検査診断基準は?

認知症を予防するには頭を使いながら運動する

軽度認知障害の段階で、どのようにことをすれば良いのか?

軽度認知障害とされた人の変化にヒントがあります。特に推奨されているのが、頭を使いながら運動するということ。頭を使いながら運動すると、記憶や学習能力を司る海馬という部位に多く存在するBDNFというタンパク質が増えると考えられているからです。

海馬は、認知症を発症すると、早い段階で萎縮が起こっていることが知られています。それと同時に明らかになったことは、海馬の神経細胞を肥大させることができれば、認知症を予防できる可能性が高いということです。

27年前にアメリカで始まった「ナン・スタディ」と呼ばれる研究があります。認知症を発症した人と発症していない人の脳の違いを調べるために、死亡後の脳を解剖して行なう調査です。

調査の結果、認知症を発症した人だけでなく、発症していない人の脳にもアミロイドβタンパク質は蓄積していることが分かってきました。アルツハイマー型認知症の発症は、脳にアミロイドβタンパク質が蓄積することが原因とされてきただけに、注目された結果です。

同じようにアミロイドβタンパク質が蓄積しながら、認知症を発症した人と発症せずにいた人が出たのはどうしてか?ナン・スタディによって、両者の違いは、海馬の神経細胞の肥大具合であることが分かってきました。脳にアミロイドβタンパク質が大量に蓄積されていたにもかかわらず、認知症を発症しなかった人は、脳の海馬の神経細胞が年齢の割に肥大していることが判明しました。

海馬の神経細胞を肥大させるにはどうしたら良いのか?注目されるのが、BDNFというタンパク質です。海馬に多く存在するBDNFを意図的に増やすことができれば、海馬の神経細胞を肥大させ、物忘れが改善されると考えられています。

BDNFを増やすのに有効なのが、運動すること。運動して筋肉が収縮すると、IGF-1という物質が分泌され、その物質がBDNFの発現に大きく影響するとされています。運動する際に頭を使うことで、効果は一層高まると考えられています。しりとりしたり、単純な引き算をしたりしながら歩いたり、階段をのぼったりすることで、効果が現れるとされています。国立長寿医療研究センターの島田裕之氏の指導のもと、「ラダーレース」という床に横たわるテープのハシゴを、ステップを踏みながら前へ進むリレー運動を1年行なった高齢者は、認知機能が80%改善されたとの結果も報告されています。

なお、歩く際には、歩幅を5センチ広げると良いとされています。やや強い有酸素運動にすることで、脳の神経細胞を増やす物質が生まれると言われています。

また、歩行速度にも注意を払いましょう。最低ラインは、秒速80センチ。それよりも遅いと、軽度認知障害のリスクが高くなります。秒速80センチと言うと、1分間で48メートル。1時間では2.88キロになります。

認知症の発症を遅らせるにはコミュニケーション、運動、食事?本当に予防できるのか?

買い物をする時に後戻りせずに必要な品物を買う

軽度認知障害では、主に3つの認知機能が低下するとされています。エピソード記憶、注意分散機能、行動管理能力の3つです。エピソード記憶とは、過去の体験を覚えていて、必要な時に思い出すことができる能力です。注意分散機能とは同時にいくつかの物事を処理する能力です

行動管理能力とは、目標を設定して実行に移す能力です。

頭を使いながら運動するというのは、注意分散能力を主に鍛えることになります。エピソード記憶の改善としては、前日のことを思い出しながら日記をつけたり、レシートを見ないで家計簿をつけることが推奨されています。行動管理能力の改善には、旅行に出かけるのも良いと言われています。

エピソード記憶と行動管理能力を同時に鍛える手軽な方法として、島田裕之氏が提案しているのが、スーパーで買い物をする時、後戻りしないで、どういうルートで行けば効率よく必要な品物をすべて買えるかを考えながら買い物をすることです。

よく行くスーパーならば、どこにどの品物が置いてあるのか、記憶しているためです。記憶した位置を思い出しながら、計画を立てることになります。必要な予算や買い物にかかる時間も想定するようにすると、難易度は一層上がります。

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