認知症予防あるある体験談

認知症の親の介護を13年間経験していました!

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認知症の症状なのか?一日中寝ていて起きるのを億劫がる祖母の様子が心配!

      2017/09/01

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認知症と診断された家族。その後、終日、眠そうな様子で、起きようとしない…。好物を作っても、あまり食べてくれないし、…。認知症と診断された人の家族に尋ねても、「ウチはそんなこと、無かったけど」と言われ、ますます不安になるものです。

認知症と診断された家族が寝てばかりいるのは、認知症の症状なのでしょうか?

ひと口に認知症と言ってもいろいろある

認知症とは、実は病気の名前ではなく、病気の状態を表す言葉です。「認知症」という言葉で表されるのは、一旦正常に発達した脳の機能のうち、主に記憶と認知機能が、何らかの脳への器質的障害によって低下して、社会的な活動に支障を来たす状態です。

このような状態を引き起こす病気は、50~100前後あるとされています。その一つがアルツハイマー型認知症です。患者数が最も多い、認知症の原因疾患です。患者が比較的多い他の原因疾患としては、脳血管性認知症、レビー小体型認知症があり、この2つにアルツハイマー型認知症を加えて「三大認知症」と呼ぶこともあります。

また、近年、注目されるようになってきた認知症の原因疾患に、前頭側頭型認知症があります。高齢者の万引きや信号無視の背景に前頭側頭型認知症が潜んでいたということが、時々メディアで報じられるようになり、その存在が知られるようになった病気です。

認知症と診断された場合、記憶や認知機能に何らかの障害が起こって日常生活が困難になります。しかし、どの機能がどのように低下していくのかということは、原因疾患によって異なります。そのため、認知症と診断された時には、原因疾患が何なのかを家族もしっかりと把握することが必要になってきます。

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寝てばかりいるようならレビー小体型認知症か前頭側頭型認知症の疑いがある

認知症に罹ったとしても、少しでも長く生き生きと生活して欲しいと、家族は願うものです。寝てばかりいては、よけい病気がひどくなるのではないか?そもそも、寝てばかりいるのは、他の病気なのではないか?他の病気だとしたら、何科に連れて行けば良いのか?やはり内科か?

そのような不安にかられたら、まずはもう一度、物忘れ外来を受診させましょう。最初に診断された病院にそのまま治療のために通院しているようなら、担当の医師に、寝てばかりいるということを伝え、認知症の原因疾患が何かを再度、確認しましょう。

認知症の代名詞的な病気、アルツハイマー型認知症では、終日寝てばかりいるという症状は、考えにくいとされています。寝てばかりいるという症状が取り上げられるのは、レビー小体型認知症か前頭側頭型認知症だとされています。

昼間寝てばかりいるという状態は、意欲を司る前頭葉の萎縮が進み、前頭葉の脳血流が低下したせいだと考えられます。そのため、前頭葉の脳血流を改善することが対応策になりますが、原因疾患によって、どの薬をどのくらい処方するのが適当かということが異なるため、症状の改善に当たっては、原因疾患の特定が不可欠です。

アルツハイマー型認知症と診断されていた場合、終日、寝てばかりいるということを医師に伝えることは、原因疾患の見直しにつながることになります。

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レビー小体型認知症とはどのような病気なのか?

三大認知症の一つですが、社会的な認知度はまだ十分とは言えないのが、レビー小体型認知症です。1976年に日本人医師、小阪憲司らによって発見されました。アルツハイマー型認知症についで、現在、患者数が多いとされています。患者の男女比は、男性が女性の約2倍とされています。アルツハイマー型認知症が女性の患者が多いのと対照的です。

レビー小体型認知症は、レビー小体と呼ばれる特殊なタンパク質が脳の神経細胞に集まって、神経細胞を壊すことが原因だとされています。レビー小体が大脳皮質や脳幹にたくさん集まってしまうことで、レビー小体型認知症は引き起こされると考えられています。

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レビー小体型認知症の症状の4つの特徴

レビー小体型認知症の症状は、アルツハイマー型認知症の症状とどのような点に違いが見られるのでしょうか?違いが際立つものをあげていきましょう。

1.生き生きとした幻視。

アルツハイマー型認知症の場合は、初期の段階で物忘れがひどくなります。そのため、認知症すなわち物忘れの病気という印象を強く抱く人が多いようです。

しかし、レビー小体型認知症では、初期の段階で物忘れが目立つことはあまりありません。初期の段階で本人が悩まされるのは、幻視。実在しないものが見えてしまうという状態です。しかも、実物大、実際の色彩のものが見えてしまうため、話しかけたり、追い払ったりしたりします。

2.パーキンソン症状。

手が震える、動作が遅くなる、筋肉がこわばる、身体のバランスを取るのが難しくなるなどの症状が目立ちます。そのため、パーキンソン病と診断されてしまう人もいます。

3.頭の調子が良い時と悪い時の差が激しい。

アルツハイマー型認知症の場合は、症状は徐々に不可逆的に進行します。しかし、良かったり悪かったりを繰り返すのが、レビー小体型認知症の特徴です。

4.初期の段階から、うつ病のような症状が見られる。

そのため、老人性うつ病と診断されることもあります。うつ病のような症状の一つに寝てばかりいるという症状が含まれます。

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前頭側頭型認知症とはどのような病気なのか?症状の3つの特徴

前頭側頭型認知症は、前頭葉と側頭葉の萎縮が進むことで引き起こされる認知症です。前頭葉は、感情をコートロールし、理性的な行動ができるようにし、状況を把握して計画を立てる役割を担う部位です。また、生きる意欲を湧き立たせるのも、前頭葉です。側頭葉は、言葉を理解したり、記憶したりできる部位です。また、聴覚や嗅覚も司ります。

そうした役割を担う部位が障害されるため、前頭側頭型認知症では、物忘れがさほど目立たない代わりに、次のような症状が現れます。

1.同じ言動を繰り返す。

アルツハイマー型認知症でも、同じ話を繰り返したり、同じことを何度も尋ねたりします。それは、前に話したり尋ねたりしたことを覚えていない結果の言動です。前頭側頭型認知症の場合は、忘れているから繰り返すというわけではありません。同じことを言うのも、例えば、「いません」という言葉を脈絡無く繰り返したりします。

同じ時間に家の中をぐるぐる歩き回ったりすることもあります。外に出てしまうこともありますが、アルツハイマー型認知症の場合の徘徊とは異なり、迷子になることはなく、同じコースをたどって帰ってきます。

2.異常な食行動。

アルツハイマー型認知症でも、料理の味付けが変わったり、食事を済ませた後で「食べていない」と食事を要求することが珍しくありません。しかし、同じものを食べたがるということは、アルツハイマー型認知症ではありません。前頭側頭型認知症では、同じものを食べたがります。味付けは、異常に甘辛くなります。食欲も異常に旺盛で、夜中に冷蔵庫を漁ったりします。

3.集中力や自発性がなくなる。

飽きるのが早く、デイサービスを利用している場合、他の利用者と同じことが続けられないことが少なくありません。身なりに無頓着になり、家族はだらしなくなったと嘆くことが多いようです。自分が興味を強く持つことだけはするものの、それ以外は「めんどくさい」と言って寝ていることが多くなります。

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もう一つの可能性!老人性うつ病

認知症を疑って病院を受診する高齢者の5人に1人は、老人性うつ病だと言われています。特に比較的若い高齢者とされる65~75歳の人に、その傾向が強いことが指摘されています。認知症と診断された人の中には、実は老人性うつ病だったという人もいます。

そのような問題が生じるのは、うつ病でも、老人性うつ病の場合、典型的なうつ病の症状を示す人が少ないからです。高齢者でうつ病を発症していても、典型的な症状を示す人は、1/3~1/4しかいないと言われています。

老人性うつ病では、悲哀の訴えが少なく、うつ思考が目立たないとされています。その代わり多いのが、記憶力の衰えに関する訴えです。物忘れがひどくなったと嘆き、認知症を懸念して物忘れ外来を受診するわけです。意欲や集中力の低下も目立ちます。

うつ病では、不眠に陥ることが知られていますが、日中、寝てばかりいるという症状を示すこともあります。記憶力の低下に不安を感じ、日中、寝てばかりいるようなら、老人性うつ病の可能性もあるとされています。

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