認知症予防あるある体験談

認知症の親の介護を13年間経験していました!

*

管理人キミエのプロフィール

kaigo800

はじめまして、管理人のキミエです。私は現在52歳の主婦で、以前は教員をしていました。認知症を患った実母の介護で退職し13年看病しました。

母が認知症を発症し他界するまで

実母が認知症を発症したのは、今から15年前。正確に言うと、認知症を発症していることが確認されたのが、今から15年前ということになります。最終的に母は要介護5になり、寝たきりで胃ろうを造設しました。胃ろうを作って、すでに1年半。胃ろうを作る際に調べたところでは、胃ろうを作った後の余命は、平均して2年くらいとのことでしたが、余命よりも半年ほど長く生き、83歳で他界しました。

母の人格が崩壊していく

認知症の介護は、認知症の進行度によって、苦労が異なります。実母が患っていたのは、アルツハイマー型認知症なので、余計にそう感じるのかもしれません。認知症の中でも、アルツハイマー型認知症は、徐々に不可逆的に症状が進行することが知られています。そのため、進行状態に合わせて、苦労することは変わってきます。

発症した直後は、とにかく人格が変わったように感じられることが一番の悩みです。以前はこんなことがなかったのにという戸惑いの中で、どうしてこんなことをするのだろうという苛立ちが募ります。わがままだったり、自己中心的だったりという言動が目立ち、人間関係が急速に悪化しました。

今、思い出しても、非常に辛い思いをします。認知症との診断がついて、病気だったのかと知って、悪い感情は拭いさるようにしましたが、分からなかった間は、実母とはいえ、嫌いになりました。実母だから余計に苛立ったのかもしれません。とにかく、波風が絶えない月日でした。

認知症の症状が進行していくに連れて

中度に進行した頃には、徘徊や物とられ妄想で苦労しました。介護退職したのは、徘徊がひどくなったからです。最初は老人ホームに入居してもらいましたが、すぐにトラブルが起こったのです。徘徊が起こる老人は入居してもらっては困ると言われたのです。最初にそうした行動があることは施設側に伝えてあったのですが、いざ、徘徊が起こると苦情が出ました。万一、事故にでも遭った時に責任が持ちないと言われました。退去せざるをえず、実母の介護をするために、私が退職しました。

認知症の症状がついに重度に・・・

認知症の症状が重度に進行し始めたのを実感したのは、家族誤認が進み、発語が少なくなったことがきっかけです。最初に分からなくなったのが、子供のことです。

ついで、自分の実家のきょうだいの関係があやふやになり、ついに分からなくなりました。その頃から、自分の名前も言えなくなりました。今では、発語は3語くらい。「おはようございます」「はい」「ありがとう」しか言いません。

認知症の介護では、大変だと感じていることも、後から思うと、「まだこのようなことができていたのだ!」と思うことが多くなります。できることがどんどん少なくなっていくのです。介護をする人は、できるだけ、その時にできていることに注目して自分を褒め、患者との時間を楽しくするように自分の気持ちをセッティングすることが大切だと感じます。

今思えばやっておいた方が良かったと思うのは、認知症は治る事は出来ませんが、進行を遅らせたり、予防をしたりすることは可能です。今はアロマやサプリも多く出てます。そういったものを早くから取り入れるべきだと感じました。

アロマは進行が進んでから取り入れましたが、十分効果があったと感じていますし、運動や食事といった面も気をつける事で、進行をだいぶ遅らせる事ができますので、認知症の介護で悩んでいる方は、早めに取り入れてあげると良いかもしれませんね。

公開日: